「みこ」はフランジパニのエステティシャンである。
と同時に、「旅人」でもある。
いきなり何を言い出すのかと思われたことだろう。
だが、彼女のことが一番伝わりやすいフレーズなのである。
ある日のこと。
お店の携帯が鳴った。「みこ」からのLINEだ。
開いてみる。
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「げ、原住民!?」
そこにある画像には、どこかの原住民と自撮りをする「みこ」。
確かに旅行に行くとは言っていた。
しかし、そんなところに、しかも一人で行くとは。
想像の斜め上な行動力だ。
正直、度肝をヌカれた。
しかもちゃんと衣装まで現地のものを着ている。
何だ、裸じゃないのかと少しだけ思ってしまった。
ただ、衣装の上からも分かる豊満なバスト!
世界を前にして、堂々と日本を主張してくれている。
同じ日本国民として誇らしい。
その頂を前に、原住民の方々はどんな気持ちなのだろうかと、地球の裏側に思いを馳せた。
思考を博多に戻す。
この情報をお伝えした上で、彼女の紹介をする。
「みこ」は若い。
肌やスタイルから若さがにじみ出ている。
しかし、人当たりはバツグンだ。
おおらかで、ほんわか、フワフワしている。
だが、それだけではない。
きちんと人の話を聞き、的確に相槌を打ち、話を広げていく。
人生経験を重ねていなければ、ここまでの会話レベルには到達しない。
マッサージもすこぶる好評である。
心地よさと気持ちよさを行ったり来たりするテクニックが素晴らしい。
まるで、こちらの気持ちが見透かされているようだ。
ここまでの紹介だけなら、きっとこう思うはずだ。
「若いのにしっかりしている」
「安心できる接客だ」
しかし、「旅人」だと思ってもう一度考える。
人当たりがよくて、会話上手なのは、異国でのコミュニケーションで鍛えられた結果。
適切な距離感を肌で感じてきているのだろう。
言葉が違う人々と接しているのだ。
日本人の男心くらいはカンタンに読み取ってしまうに違いない。
マッサージも、ひょっとしたら現地の人に施術しているのかもしれない。
気持ちよさは世界共通だろうから。
世界中で評価されている(と思う)「みこ」に是非会いにきていただきたい。
タイミングを逃すと、いつの間にか旅に出てしまう気がするから。
※女の子は写真のホットパンツ(短パン)姿で施術いたします。